FACES Azabujuban

「FACES Azabujuban」はアルコールとスイーツをメインに、アートと音楽も楽しむことができる麻布十番のギャラリーバーでパティシエ、バーテンダー、ソムリエ、フロアスタッフが在席し、色彩豊かなスイーツとそのスイーツに合うドリンクを楽しむことができる空間。店内はL型のカウンター席とペアタイプのソファ席で構成され、壁面に飾られた世界各国から厳選されたアートを見ながらゆっくりと流れる時間を過ごせます。
内装の空間はスイーツやカクテル、アート、音楽など、訪れた人々が交わるシーンの「背景」となることをイメージして設計ししました。
個々のアートに合う色彩や、艶のある素材、座り心地のよい生地など、様々な要素を混ぜ合わせながら、ディテールなどで統一感を持たせることで全体の空気感を演出することを目指しました。
店内のソファやテーブル、カウンターなどの什器は、実際に営業で使用されるテーブルウェアに合わせて最適な形を検討し、スタッフの所作をヒアリングの上でデザインに取り込みました。
また、プロジェクトを具体化するために、物件が確定する前からフィッティングプランの作成することでイメージありきの物件選定、損益計算（PL）の補助を行いました。物件が確定してからは、B、C工事の調整に加えて、お客様手配工事などの細かな工程調整をし、PLに基づいたコスト調整、デザイン調整もオーナーと並走して進めました。
店内にたくさん設置しているアートについては、内装デザインと同時進行しました。オーナーが選定したアートに合う内装デザインに修正し、またオーナー、インターオフィス、額装専門店 ３者での細かな打ち合わせを経て、額装方法や適切な設置方法を検討・実施することでオーナーに寄り添い、イメージを具体化しています。

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