MoN Takanawa: The Museum of Narrativesは、「100年先へ文化をつなぐ」をミッションに掲げ、多様なパートナーとの共創を通じて新たな日本文化を創造し、世界へ発信する複合型ミュージアムです。地下3階から地上6階までの構成で、展示空間やイベントスペースに加え、パブリックスペース、カフェ、レストラン、ショップなどを備えています。
インターオフィスは本プロジェクトにおいて、コンセプト形成の段階から参画し、空間および使い勝手に関する提案、ヒアリング、デザインコンセプトに基づいた家具選定プロセスの構築、レイアウトに関するアドバイス、さらには納品に至るまで、包括的にサポートしました。また、運営事務室にはオリジナルの造作家具を制作・納品しています。
施設のミッションである「100年先へ文化をつなぐ」に対し、インターオフィスは「100年前から続いているようであり、かつ100年先にも続いていく空間を家具でつくる」というコンセプトを掲げました。その実現に向け、「Sustainable Furniture」をキーワードに据え、単なる環境配慮にとどまらず、多様な観点から“持続性”を備えた家具構成を計画・実施しています。具体的には、「Design」「Reuse」「Flexible」「Original」「Technology」という5つの視点から選定・構成を行い、空間全体の質を高めています。
また、大阪・関西万博で使用された家具をリユース品として導入し、循環型の取り組みを実現しました。1階のMon Park Cafeでは、スイスパビリオン「ハイジカフェ」で使用されていたヴィトラの家具を採用。3階のMon Kitchenでは、北欧パビリオンのルーフトップテラスで使用されていたカール・ハンセン&サンのアウトドア家具を取り入れています。さらに、インターオフィスにてリペアを施した家具を再活用することで、持続可能な循環サイクルの構築にも寄与しました。
JR東日本グループ内で使用されていた家具のリユースも計画し、グループ内での資産循環を図っています。本プロジェクトは、コンセプトの実現にとどまらず、環境面および社会的意義の双方においても貢献する取り組みとなっています。
- Project Member
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外装デザインアーキテクト 隈研吾建築都市設計事務所
設計 JR東日本建築設計
施工 鹿島建設
企画運営 一般財団法人JR東日本文化創造財団
- Partners
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撮影 河内 彩
- Spec
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東京都港区







